【女性向け】先輩を知る
専門技術者として働いている先輩の皆さん
IPCCに転職までの道のり
女性主席部員Aさん
化学メーカー出身
IPCCに入団するまでに、2つの会社で仕事をしてきました。最初の会社は、海外も含めた転勤と頻繁な出張のため結婚を機に退社しました。2つ目の会社は、外資特有の社風と通勤に難しい面があって仕事を続けることができませんでした。再度、職探しを始めましたが、自宅からの通勤と育児を両立できる仕事を見つけるのはとても大変でした。
そんな中、ネットサーフィンで偶然見つけたのがIPCCです。元職での特許出願の経験があったので、「検索競技大会」に目が留まり、そこからIPCCの検索者募集を知りました。ベテラン技術者に比較してキャリアが短めで、また、育児者(職探しの過程で、育児者の専門職での転職のハードルが高いことを痛感しました)でもあったので、採用されるのか大きな不安がありました。しかし、仕事に大きな魅力や可能性を感じたので思い切って応募したところ、自分が懸念していた点は杞憂だったようで無事採用されました。
現在、かつての仕事で培った専門技術をベースに日々勉強し、必要に応じて上司や周囲の同僚のアシストも得ながら、検索業務を進めています。結婚や育児をきっかけに、キャリア継続を断念した方もいるかと思いますが、再びキャリアを活かして仕事をしたいという強い意欲があれば、IPCCは積極的に受け入れてくれる職場だと思います。
【仕事と育児の両立】
検索業務は、基本的に一人で完結する仕事で、自分で責任をもって仕事すればよいので気が楽な面(他の人のことを気にしなくて済む)があります。かつて苦労させられた転勤や出張はありません。パートナーや子供の予定を予め考慮に入れ、フレックスタイムや在宅勤務制度を最大限活用して、仕事を効率的に進められるようスケジュールを組むことができます。スケジューリングでは、在宅でできる業務もいろいろとあるので、週に数日、在宅勤務日を設けています。通勤にやや時間がかかるので、在宅勤務は、時間の節約のみならず体の負担軽減でも役立っています。また、育児・介護では、学校イベントや身内の病気等で突発的に休暇が必要となる場合もありますが、自分の裁量でスケジュール調整できる部分が多いので、とても助かっています。
検索業務では、案件ごとの納期遵守や検索結果の審査官評価など仕事のプレッシャーも勿論あります。しかし、それ以上に、仕事と育児を両立しながら、日々の業務を通じて自身の成長を図っていける点で大きな魅力を感じています。できるだけ長くこの仕事を続けていきたいと強く願っています。
育児をしながらの転職によるスキルアップ
女性主席部員Bさん
電気メーカー出身
新卒でメーカーに就職して、10年超研究職を続けました。毎日研究を続ける中、育児の負担も重なって、研究職でこれ以上の向上は望めそうにもなく見切りをつけることを考えるようになりました。そこで、新たな道を求めて、転職活動を始めました。希望する求人が限られる中、登録した転職サイト経由でスカウトメールが届いたのがIPCCでした。よく知らない組織でしたが、調べてみると、自宅から通勤でき、在宅勤務やフレックスタイムも用意されていて育児者には都合のよい職場環境でした。加えて、以前から興味のあった知財関係の業務で、かつ、業界最大手で安心感もあったことから、興味を覚えて応募しました。書類審査もすんなりと通過し、数回の採用面接も緊張感がありましたが、なんとか切り抜けて内定をもらうことができました。
入団にあたって、知財関係は素人同然だったので、入団後の最初の関門である育成研修を本当に修了できるのかが、懸念材料でした。そこで、頼りにしたのが研修の開始前に実施されるIPCCの研修です。痒い所に手が届く事前の研修を通じて、特許法等の勉強のコツがわかり試験対策も予め講じることができました。そのおかげで、育児をしながらでありましたが不安を払拭して育成研修に臨むことができ、無事修了できました。
転職にリスクはつきものですが、転職を通じて新たな仕事のスキルの基本を充実した研修を通じて、限られた時間でしっかりと身に着けられたのは、本当に良かったと感じています。
【育児と両立できる職場】
まだキャリアが浅く、基本的に一人での作業なので、仕事では常に大きなプレッシャーがあります。その反面で、この仕事に大きな魅力も感じています。一つは、自分の培ってきた知識・経験を業務に直接活かせるとともに、日々の業務を通じて自分の成長を実感できることです。これは仕事の大切なモチベーションとなっています。また、定期的な審査官への報告等の機会を通じて、自分の仕事が社会と繋がっていて、微力かもしれませんが社会に貢献できていると感じます。
仕事の環境面では、上司や周囲の同僚がいつでも気軽にバックアップしてくれるので、とても助かっています。また、在宅勤務とフレックスタイムを組み合わせて、学童保育の時間に合せて出退勤時間を調整したり、学校行事のある日を半日の在宅勤務にしたりして、育児との両立を図っています。これから予定されている在宅勤務環境等の更なる整備により、その人の事情に応じたより働き方の自由度の高い職場になるはずです。今後とも少しでも長く仕事を続けて、自分の成長と社会貢献の二刀流で頑張っていきたいと思います。