事務職員
仕事を知る
IPCCは『先行技術調査事業』や『分類付与事業』といった主要事業を通して、特許庁が目指す「世界最速・最高品質」の特許審査の実現に貢献しています。先行技術調査や分類付与といった業務は専門技術者が担いますが、専門技術者を縁の下で強力にサポートしているのが事務職員です。
事務職員はIPCCの経営のサポートや、運営を担う以下のミッションを担当しています。
▼事業全般
経営のサポートや事業企画、専門技術者の採用活動など、IPCCの事業活動をサポートする業務を担当しています。
- 経営のサポートや事業に関する企画・立案、財務管理業務
- 人事管理、労務管理、福利厚生等、働きやすい職場の整備
- 専門技術者の採用活動、各種研修の運営
▼管理、サポート業務
専門技術者の業務支援や業務を円滑に進めるシステム環境整備など業務運営を支える仕事を担当しています。
- 業務の企画管理
- 業務環境の整備(システム開発、業務支援)
事務職員の業務は多岐にわたっていますが、IPCCの事業活動を行う上で、組織の根幹を支える重要な役割を担っています。 また、若手職員は原則2~3年で各部署を異動し、幅広いスキルを身につけることができます。
部署 | 仕事の内容 |
---|---|
企画室 | IPCCの事業に関する企画・立案と調査・分析、及び公益目的事業の実施運営を担当 |
総務部 | 人事管理、労務管理、各種物品の調達手続き、その他総務一般の業務を担当 |
財務部 | 経理業務・財務管理業務、及び特許庁との契約手続きを担当 |
事務システム部 | 事務職員の使用するテレワーク等のシステム環境の総合企画及び運営管理を担当 |
開発部 | 専門技術者の採用活動や研修を担当 |
調整部 | 調査業務センターの業務運営に関する企画・調整、及び先行技術調査業務、分類付与業務の企画・進捗管理や特許庁との連絡調整を担当 |
情報システム部 | IPCCにおけるシステム環境の総合企画及び運営管理を担当 |
業務部 | 先行技術調査業務、分類付与業務及び調査業務センターの業務運営に係る物流の企画、運行、管理に関する事務処理 |
支援部 | 専門技術者が行う先行技術調査及び分類付与の案件管理並びに業務支援 |
事務職員インタビュー
支援部調整課
髙井 洋希
2016年入団
「若手のうちから新しいことに挑戦できる環境があります。」
▼現在の業務内容
私が所属する支援部調整課は、調査業務センターに属する約1,400名の専門技術者の方々が効率よく業務を実施するために、業務支援の運用方針策定、業務システムのデータ管理(特許庁から預かった機密書類の所在管理)等を行っています。また、事務部門の会議では、現場で作業する専門技術者の方々を最も近くで支えている職員として、提案や意見が求められる立場です。そのため、自らが培った業務知見の広さが、財団全体に影響するという意識を持ち、日々の業務に取り組んでいます。
▼仕事のやりがい
新規事業の立ち上げに際し、情報セキュリティを踏まえた機密書類の受渡しや管理方法について、上司をはじめとする先輩方の協力を得ながら、一から運用を構築しました。自らが考案した仕組みで業務を実施するにあたっては、プレッシャーもありましたが、その反面、何物にも代えがたい達成感がありました。財団には、私のような若手の職員の意見にも耳を傾け、挑戦を後押ししてもらえる環境があり、前向きに仕事に取り組むことができました。今後の目標は、所属部署以外の仕事も理解し、他部署と積極的に意見交換ができる財団職員となることです。
開発部採用課
矢部 有花
2016年入団
「産休・育休を経て、長期にわたり財団の力になれることが
仕事の原動力になっています。」
▼現在の業務内容
開発部は財団への入り口ともいうべき部署で、専門技術者の採用と入団後の研修を行っています。私の担当は採用に関するもので、応募書類の管理や面接の準備、専門技術者採用に関する問い合わせへの対応、財団ホームページの募集欄管理、館内見学の案内等です。選考過程が円滑に進むよう、必要書類の不備がないかどうか細かくチェックしたり、正確な情報を迅速に伝えるための工夫をしながら選考をサポートしています。また、開発部は財団の「顔」でもあるので、公正、的確な業務を心がけるようにしています。
▼仕事のやりがい
財団では、新人であっても根幹業務に携わることができます。財団全体の人数に対して事務系職員の人数割合は少なく、少数精鋭で多くの専門技術者の方々の業務を支えています。責任が大きい分、担当業務が完結したときの達成感も大きくなります。加えて、終業後に参加している同好会活動においては、事務系職員はもちろん専門技術者の方々とも交流する機会が多く、様々な視点で財団を知ることが出来ます。また、私は入団後に結婚したのですが、育児休業が取りやすく復帰もしやすい環境なので、多くの先輩がそうであるように、長期にわたり多くの業務を経験し、財団の力になれるということが仕事の原動力になっています。
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