第1回特許検索競技大会は39名の参加者でスタートしました。
その後、参加者数は徐々に増えていき、2010年には150名を超える大会となりました。さらに、IPCCが主催となった2013年からは増大傾向にあり、益々注目度が高まってきたことから、開催規模を拡大しながら実施しています。
2022年は初めてリモート開催を実施し、認定希望者のうち、カメラ監視による不正行為が認められず、かつ一定の成績レベルをクリアした者には認定証を交付しました
また、スチューデントコースのサテライト開催では530名が参加しました。
特許検索競技大会は、学生から実務経験者まで多数参加しています。
具体的には、企業の知財部、特許調査会社、弁理士の方々が参加しています。
本大会は、特許調査の実務能力を客観的に評価する大会です。大会参加を通して、自分のレベルが確認できるとともに、今後強化すべき課題が発見できます。
特許検索スキルアップセミナーでは、大会で出題された問題の解答・検索方法等の解説を行います。大会と合わせて特許検索スキルアップセミナーへ参加することで、特許調査のスキルアップを図ることができます。
大会の規模は年々大きくなり、その知名度も上がってきています。
大会で表彰を受けたり、認定を獲得することは大きなモチベーションアップに繋がります。
大会への参加 | 能力を客観的に確認できる |
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特許検索スキルアップセミナー | 特許調査のスキルアップ |
表彰・認定の獲得 | 社内外へアピールできる |
特許検索競技大会では、知的財産権制度に関する知識問題から検索作業を含む設問等多様な問題が出題されます。
幅広い知識はもちろんのこと、検索式の作成・スクリーニング能力まで問われますので、特許調査業務の総合的な学習が必要です。
学習にあたっては、過去問を出版していますので、大会参加前にはぜひご利用ください。
旧ベーシックコースに参加して、検索の重要性が分かったように思います。時間配分で最後は焦ってしまいましたが、初級としてはちょうど良いと思います。
競技大会となると気合の入り方が違いました。特許調査を仕事にしたいと考えている私としては、時間と正確さを意識させられてとても良い機会となりました。
分かっていたつもりでもあらためて問われると基礎知識があまり身についていないことを実感しました。このような大会はぜひ続けてほしいです。
特許検索競技大会のような真剣勝負の場は他になく、我々サーチャーにとっては実力を試す良い機会だと思います。今後も続けて参加したいです。