特許検索競技大会とは
What's PSGP
What's PSGP
特許検索競技大会は、2007年からスタートした、日本で唯一、特許調査の実務能力を評価する大会です。
2013年からは一般財団法人工業所有権協力センター(IPCC)が主催しており、年々その規模は拡大しています。
本大会は、参加者の実務能力を向上させるための大会であり、試験形式の『大会』と大会で出題された問題の解説を行う『特許検索スキルアップセミナー』の2つから構成されています。大会結果が、参加者のモチベーションアップと更なる自己研鑽に向けた原動力へとつながり、その後再度大会に挑戦することで自らの成長を確認する、といった実務能力向上サイクルの基点となることを本大会は目指しています。
本大会は年に1回、9月に開催されます。学生等初級者向けのファーストステップコース(旧称スチューデントコース)と上級者向けのアドバンストコースがあり、成績に応じたレベル認定が受けられるほか、アドバンストコースでは成績優秀者・優秀団体の表彰を東京会場にて行います。大会参加者への成績結果の通知は11月を予定しています。
また、12月には、アドバンストコースにおいて大会の表彰式と特許検索スキルアップセミナーがあわせて開催されます。特許検索スキルアップセミナーでは、大会で出題された問題の解説を行いますので、わからなかった問題の復習を行うことも可能です。
※ファーストステップコースの特許検索スキルアップセミナーは開催しません。
ファーストステップコース | 学生等知財初心者向け |
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アドバンストコース | 特許調査業務に関わっている方 |
一定のレベルをクリアした方には認定証が交付されます。
アドバンストコースのゴールド認定者には表彰式で認定証の授与を行います。
(1)ファーストステップコース:認定
(2)アドバンストコース :ゴールド認定・シルバー認定・ブロンズ認定
※ アドバンストコースについては、前大会または前々大会でゴールド認定を受けた者は、
その分野のすべての認定を受けることができません(異なる分野であれば可)
認定証 SAMPLE
特に成績が優秀な個人(上位数名)及び団体には表彰が行われます。
表彰者は、表彰式において表彰状及び記念品を授与するとともに、本Webサイト上で公表します。
(1)個人の部:アドバンストコースのみ
(2)団体の部:アドバンストコース会場参加のみ(要事前登録)
参加条件:3名1組(1機関1組のみ)
※ 前大会または前々大会でゴールド認定を受けた方は、その分野で個人の部の表彰を
受けることができません(異なる分野であれば可)
記念トロフィー
大会で出題されたアドバンストコースの問題については、後日開催する特許検索スキルアップセミナーで解答・検索方法等の解説を行います。
特許検索スキルアップセミナーでは、大会での問題を記載したテキストを配付しますので、大会に参加していない方でも受講できます。
特許調査のスキルアップ、次回大会の受験対策等にご活用ください。
特許検索競技大会は、2007年のスタート後、様々な改善を加えて発展してきました。
2022年は初めてリモート開催を実施し、認定希望者のうち、カメラ監視による不正行為が認められず、かつ一定の成績レベルをクリアした者には認定証を交付しました。
スチューデントコースとアドバンストコースをあわせて265名が参加しました。
また、スチューデントコースのサテライト開催では530名が参加しました。